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腐った方向に愛をぶちまけるブログです。
たいてい腐ってます。
はじめましての方はカテゴリー内「初めにお読みください」の記事を読んでください。
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※海賊泡
※アンケートご協力ありがとうございます!
「お前だって俺と同じだろ?」
目の前で海賊が嘲笑う
バブルは不快感を露わにその隻眼を睨み付けた
「キミなんかと一緒にしないでくれる?すごく不快」
パイレーツの突飛な言動には度々不快な思いをしてきたバブルだったが、今回も例に漏れず…といった様子だ
そんなバブルに対してパイレーツはにんまりと笑みを深くする
その態度が余計バブルの癪に障った
「お前、ワイリーナンバーズなんだろ?」
「………………。」
いつか知られるだろうとは思っていた
別にそれを隠していたわけではない
ただ自分からパイレーツに情報を与えたくなかっただけだ
ワイリーナンバーズだからなんだと言うのだ
それが自分と海賊を“同じ”とする理由にはなり得ない
「たくさん、壊してんだろ?」
隻眼に狂喜が滲む
海賊の言わんとしてることがわからずバブルは表情をしかめる
「ワイリーって世界征服なんてご大層な野望抱いてるジイサンだろ?そのジイサンに作られたワイリーナンバーズって言えば、アチコチで派手に暴れまわってるって話じゃねぇか…。」
「だから、何?」
破壊活動を行っているのは事実だ
ワイリーがそれを望んでいるなら、バブルはそれに逆らわないし逆らうつもりもない
「同じじゃねぇか、俺と」
「…………違う」
ようやくパイレーツの言わんとしてることがわかり、バブルは溜め息をつく
「僕はキミと違うよ。僕は博士の為にやってるんだから。キミみたいに自分が楽しいからなんて悪趣味な理由じゃないもの」
「博士博士って、博士を大義名分にしてるだけじゃねぇか。やってることは俺と同じだろ」
「違うよ」
きっぱりと否定するバブルにパイレーツは面白くないと言うように口を閉ざす
どう違うと言うんだ?
お前だって同じなハズだ
そんな思いが渦巻くが、己を見るバブルの目がその発言を許さない
「キミって、可哀想」
「あ?」
一瞬、ほんの一瞬、バブルの目に現れたのは憐れみだった
すぐにそれを隠すようにいつもの無気力な瞳に戻ったが、海賊の隻眼はその変化を見逃さなかった
「…可哀想?」
「………なんでもないよ」
「……待て!」
はぐらかすようにバブルは海に潜っていく
追いかけようとしたが、何故か体が動かなかった
可哀想
バブルに言われた言葉に酷く動揺していた
自分が可哀想などと、思ったこともなかった
自分は強い、欲しいものは何でも持っている、そんな己が何故、可哀想などと評されたのかわからなかった
「馬鹿馬鹿しい…!」
吐き捨てるように呟く
それはまるで動揺を振り払うかのようだった
一人残された海
海賊は隻眼で水面を睨んだ
++++++++++++++++++++
5000打アンケご協力ありがとうございました!
海賊泡をはじめに書いた時には需要なんてないよね……フフフと思いながら書いたのを思い出し目頭が熱くなりました。
なのでタイトルも一番初めに書いた奴っぽくしてみました
適当\(^o^)/
海賊はバブルの踏み込まれたくない所に遠慮なしに踏み込んでいきますが、バブルはバブルで海賊の自分でも気づいていない弱みを見つけてちょっとだけ同情
バブルには博士や兄弟が拠り所になってくれるけど、海賊にはそういう存在がいない
一人で生きてくって、凄く寂しいことだと思う
プールの中で一人外に焦がれてたバブルは一人の寂しさを知ってる
バブルには水から引き上げてくれる兄弟がいるけど、海賊にはそういうのはいないんじゃないかと(キングとの関係はまた違う気がする)
そんな感じです。
ボキャブラリーが少ないので説明出来ないのがもどかしい…!
※アンケートご協力ありがとうございます!
「お前だって俺と同じだろ?」
目の前で海賊が嘲笑う
バブルは不快感を露わにその隻眼を睨み付けた
「キミなんかと一緒にしないでくれる?すごく不快」
パイレーツの突飛な言動には度々不快な思いをしてきたバブルだったが、今回も例に漏れず…といった様子だ
そんなバブルに対してパイレーツはにんまりと笑みを深くする
その態度が余計バブルの癪に障った
「お前、ワイリーナンバーズなんだろ?」
「………………。」
いつか知られるだろうとは思っていた
別にそれを隠していたわけではない
ただ自分からパイレーツに情報を与えたくなかっただけだ
ワイリーナンバーズだからなんだと言うのだ
それが自分と海賊を“同じ”とする理由にはなり得ない
「たくさん、壊してんだろ?」
隻眼に狂喜が滲む
海賊の言わんとしてることがわからずバブルは表情をしかめる
「ワイリーって世界征服なんてご大層な野望抱いてるジイサンだろ?そのジイサンに作られたワイリーナンバーズって言えば、アチコチで派手に暴れまわってるって話じゃねぇか…。」
「だから、何?」
破壊活動を行っているのは事実だ
ワイリーがそれを望んでいるなら、バブルはそれに逆らわないし逆らうつもりもない
「同じじゃねぇか、俺と」
「…………違う」
ようやくパイレーツの言わんとしてることがわかり、バブルは溜め息をつく
「僕はキミと違うよ。僕は博士の為にやってるんだから。キミみたいに自分が楽しいからなんて悪趣味な理由じゃないもの」
「博士博士って、博士を大義名分にしてるだけじゃねぇか。やってることは俺と同じだろ」
「違うよ」
きっぱりと否定するバブルにパイレーツは面白くないと言うように口を閉ざす
どう違うと言うんだ?
お前だって同じなハズだ
そんな思いが渦巻くが、己を見るバブルの目がその発言を許さない
「キミって、可哀想」
「あ?」
一瞬、ほんの一瞬、バブルの目に現れたのは憐れみだった
すぐにそれを隠すようにいつもの無気力な瞳に戻ったが、海賊の隻眼はその変化を見逃さなかった
「…可哀想?」
「………なんでもないよ」
「……待て!」
はぐらかすようにバブルは海に潜っていく
追いかけようとしたが、何故か体が動かなかった
可哀想
バブルに言われた言葉に酷く動揺していた
自分が可哀想などと、思ったこともなかった
自分は強い、欲しいものは何でも持っている、そんな己が何故、可哀想などと評されたのかわからなかった
「馬鹿馬鹿しい…!」
吐き捨てるように呟く
それはまるで動揺を振り払うかのようだった
一人残された海
海賊は隻眼で水面を睨んだ
++++++++++++++++++++
5000打アンケご協力ありがとうございました!
海賊泡をはじめに書いた時には需要なんてないよね……フフフと思いながら書いたのを思い出し目頭が熱くなりました。
なのでタイトルも一番初めに書いた奴っぽくしてみました
適当\(^o^)/
海賊はバブルの踏み込まれたくない所に遠慮なしに踏み込んでいきますが、バブルはバブルで海賊の自分でも気づいていない弱みを見つけてちょっとだけ同情
バブルには博士や兄弟が拠り所になってくれるけど、海賊にはそういう存在がいない
一人で生きてくって、凄く寂しいことだと思う
プールの中で一人外に焦がれてたバブルは一人の寂しさを知ってる
バブルには水から引き上げてくれる兄弟がいるけど、海賊にはそういうのはいないんじゃないかと(キングとの関係はまた違う気がする)
そんな感じです。
ボキャブラリーが少ないので説明出来ないのがもどかしい…!
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