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(ヒートとウッド お題)(ウッド起動直後)














はじめてぼくに出来た弟は、ぼくが近づいてはいけない存在だった





ウッドが起動した日

メタルの後についてラボに向かった



台の上に寝かせられたまだ起動前のはじめての弟の姿を見た瞬間、ぼくの中に浮かんだのは「よく燃えそうだな」という考えだった

そんな自分に気づいて、ぼくはなにを考えているんだ
はじめての大切な弟に対してよく燃えそうだなんて


ウッドを見る前までの楽しみな気持ちがしぼんでいくのがわかった





ウッドが起動して、兄弟たちが次々とウッドに声をかけていった

みんなウッドが無事起動して喜んでいた

クラッシュなんてテンションあがりすぎて両腕のドリルを回しだし、エアーにおこられていた

そんな様子をみんな楽しそうに笑っていた
ウッドも笑っていた

だけどぼくだけはその輪に入れずにいた



そんなぼくに気づいたメタルが、お前もウッドに挨拶しなさい。ずっと楽しみにしていた弟だろうと声をかけてくれた

メタルに手を引かれ、ウッドに近づく
だけどぼくはウッドのほうを見れなかった


ヒート とメタルに促され見上げるとぼくよりだいぶ体の大きな弟がニコニコと微笑んでいた

大柄な檜のボディをみて、やっぱりぼくはこわくなった


もし、ぼくがこの子を燃やしてしまったらどうしよう…
この子に嫌われてしまう
この子を怖がらせてしまう

どうしたんだ、ヒート?とメタルが心配そうに覗き込んでくる


本当は僕もこの子と話をしたい

この子に触りたい

だけど出来なかった



動けないでいるぼくより先に行動をおこしたのはウッドだった


「はじめまして。ヒート兄ちゃん。僕はウッドマンだよ。」

ウッドが寝台から降り、身を屈めると檜の香りがした

どうしていいかわからないでいると、ウッドがぼくの手を握ってきた



「大丈夫だよ。」

それだけ言ってぎゅっとぼくの手を包む指に力を込める


それだけで、ぼくは泣きそうになるくらい嬉しかった









「よろしくね。ウッド!」







(驚くほどの純粋さで、きみは僕の手を取った)
title>>>確かに恋だった



++++++++++
ウッドはなんとなくだけどヒートが不安がっていたのがわかったから安心させてあげたかった
たとえヒートが暴走して、ほかの兄弟に攻撃してもウッドにだけは攻撃しないと思う
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