http://mikirigo.blog.shinobi.jp/
腐った方向に愛をぶちまけるブログです。
たいてい腐ってます。
はじめましての方はカテゴリー内「初めにお読みください」の記事を読んでください。
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(クラッシュとヒートでほのぼの。多分ほのぼの。きっとほのぼの)
(大事な事なのでry)
「敵は手強い、十分に注意するんだぞ!」
「わかってるよメタル!それにぼくたち、あそこには何回も行ってるんだし大丈夫!」
「絶対に任務成功させるからまってて!」
不安げに弟達を送り出すメタルに対し、クラッシュとヒートは自信満々だった
普段ならメタル単独か、メタル、クラッシュ、ヒートの3人で行う“特別任務”
今回はクラッシュとヒートが自ら、自分達だけで任務を執行したいと嘆願してきたのだ
もちろんメタルは悩んだ
この任務の厳しさはメタルが一番良く知っているからだ
そんなメタルの悩みを無視し「いいじゃない、行ってきなよ」とにこやかに言い放ったのはバブルだった
三番目の兄を味方につけた爆炎コンビの勢いはもう止まらない
「絶対に任務成功させようね!」と意気込む可愛い弟達にメタルは任務の許可を下すしかなかった
「今日の任務の手順のおさらいするぞ!」
「うん!」
2人仲良く並んで歩く姿は微笑ましい
クラッシュが一枚の紙を取り出し、今日の目的のおさらいをはじめる
「豚肉1パック」
「豚肉1パック!」
「にんじん、じゃがいも、玉ねぎ」
「にんじん、じゃがいも、玉ねぎ!」
クラッシュが紙を読み上げヒートが復唱する
今回、彼らが代価と引き換えに手に入れるものとその場所…
それこそがこの任務を“特別任務”とする所以であった
大真面目におさらいを済ませた2人は、決戦の場、巨大スーパーへと足を踏み入れた
大型スーパーの中は様々な人やロボットで溢れかえっていた
クラッシュとヒートは慣れた様子で店内を歩く
クラッシュがカートを押し、ヒートが購入すべき品物をカートに入れていく
「あら?今日は2人でお買い物なの?」
「うん!今日はぼくたちだけでお買い物したいってお願いしたの!」
「おばちゃん!豚肉ちょうだい!」
精肉コーナーに到着するとすっかり顔見知りとなった店員がクラッシュ達に声をかける
恰幅の良い中年女性は、よくメタルにくっついて買い物をしているクラッシュとヒートを毎回微笑ましく思っていた
「偉いわねぇ~お兄さんもこんないい子な弟がいて幸せよね!よし!おばちゃん、今日は特別にサービスしてあげる!」
「ほんと?!」
「ありがとう!」
嬉しそうにお礼を言う2人に女性はますます頬が緩む
きっと彼女はこの2人が戦闘用ロボットであるなどと夢にも思っていないだろう
「次は野菜だな!」
「うん!」
続いて2人が向かったのは青果コーナーだった
「あ!おねーさんだ!」
「こんにちは!」
精肉コーナーと同じように、青果コーナーでも見知った店員を見つけた2人はにこやかに挨拶をする
「スーパーの店員には愛想を尽くせ」がメタルの教えだからだ
「あら?今日はイケメンなお兄さんはいないの?」
青果担当の店員は若い女性だ
どうやらメタルを気に入っているらしく、よくメタルを捕まえては話をしている
「今日はぼくたちだけだよ」
「なぁんだ……」
ヒートが答えると女性は少し残念そうな表情を浮かべる
今日もメタルが来ることを期待していたのだろう
「おねーさんは、おれたちじゃ不満?」
「………!」
メタルに思いを馳せていた女性はしょげたようなクラッシュの声に慌てる
見れば悲しそうなクラッシュが自分を覗きこんでいて女性は心臓が飛び跳ねた
「不満なわけないわ!あ、これサービス!お兄さんによろしくねっ」
頬を赤く染めた店員はカゴに入れた野菜に割引シールを貼りまくる
ぽかんとしているクラッシュとヒートを残し、急いでその場から離れた
女性の頭の中には「年下でもイイかもしれない…!」という気持ちが渦巻いていた
「よし!次がさいごだ!」
「でもこれが一番手ごわいんだよね…クラッシュ、準備はいい?」
「おう!」
スーパーの一角
その場所は他のコーナーと全く様子が違っていた
女性や家庭用お手伝いロボットが多い他コーナーと違い、そこには屈強な男性や、巨大な工業用ロボット、ガードロボット達が睨みあっていた
みな互いを睨みつけながら、その時を今か今かと待ち構えている
『超目玉特別価格!E缶70%オフ!!!!300缶限定の詰め放題!あと5分程で開始致します!』
場内アナウンスが流れ、その場はより一層緊迫する
このスーパーでの一番の目的、それがこのE缶詰め放題のタイムセールであった
「オイ……今日はあの赤い悪魔がいねぇぞ!」
「本当だ!!これはチャンスじゃねぇか!」
店員が詰め放題用の袋を客に配布する
客達の会話で度々話題に上がる赤い悪魔…
それがメタルであることをクラッシュ達は知っていた
メタルは毎回、容赦ないスピードと力で他の客を圧倒し、また計算され尽くしたテクニックで無駄なくE缶を詰めていった
家計の為なら容赦のないメタルを他の買い物客は赤い悪魔と呼んで恐れていた
しかし今日は悪魔の姿はない
普段、メタルに遅れをとっている客達にとってはいつもより商品をゲットするチャンスだった
『セール開始まで残り3分となりました!重火器等、武器の使用は禁止!袋が破れたらそれまで詰めた商品は返却となりますのでご注意下さい』
「クラッシュ、袋ちょうだい」
「おう。詰めるのはヒートに任せるからな!」
「うん!クラッシュは雑魚の排除よろしくね」
「わかった!」
2人の計画は至ってシンプルなものであった
出先な不器用なクラッシュの分もヒートが袋にE缶を詰める
クラッシュはヒートの邪魔となる他の客の排除
武器の使用は禁止されているため、ハンドパーツに切り替えてはいるものの、兄弟一の頑丈さを誇るクラッシュにとってはいいハンデになるくらいだろう
『それではカウントを始めます!皆様位置について下さい!5、4、3、2、1…特売スタート!』
クラッシュとヒートは帰路に着いていた
クラッシュの両手には大きな買い物袋
ヒートの両手には小さな買い物袋がぶら下がっている
「いっぱい買ったね!」
「そうだな!肉も野菜も安くして貰ったし!」
「E缶もたくさん詰められたよね」
「意外に楽勝だったな」
E缶詰め放題は結果からして爆炎コンビの圧勝だった
工業用ロボットやガードロボットに比べ、純戦闘用ロボットであるクラッシュとヒートはまずスピードからして違った
メタルには及ばぬものの、スタートの時点で他の追跡を許さない速度で飛び出した2人に他の客は動揺した
しかし、体の小さなヒートの姿を確認し、舐めてかかった者もいた
そんな輩はもれなくクラッシュに排除され、その様子を見てさらに客達はおののいた
「でも、やっぱりメタルくらいいっぱいは詰められなかったんだよねぇ」
「おれたち二人分でやっとメタルと同じくらいだもんな」
「帰ったらメタルにコツ聞こうよ!そんで次は3人で詰め放題するの!」
「そうだな!」
後日、スーパーの詰め放題に3体の悪魔が現れることになるがそれはまだ先の話である
++++++++++++++++++
うっひゃーい!ねむむむ!
誰がなんと言おうとほのぼのと言い張る←
少なくとも途中まではそのつもりでした。ええ。
爆炎コンビ可愛いよなーもうたまらん!
メタルは任務以外のことについてはとことん過保護
実際、クラッシュもヒートも戦闘用だから工業用ロボットやガードロボットの10や20相手にしても何て事ないってのは、それが任務であればわかってるんだけど、そうじゃないと吹っ飛んじゃう
あと、家計の為なら愛想を尽くすのがおにいたん。
こういう時だけ自分の容姿をフル活用できるめったん。普段は鈍感なのにね!
詰め放題ネタはバイト先(スーパーの一角のテナント)で見かけたから書いてみた
あそこは戦場だ……
gdgdすみません…
明日もバイトでしかもハードな予感なので寝ます!
明日バイトから帰ってきたら拍手とアンケートレスさせて頂きます。
アンケートリクエストももりもり書くどー
(大事な事なのでry)
「敵は手強い、十分に注意するんだぞ!」
「わかってるよメタル!それにぼくたち、あそこには何回も行ってるんだし大丈夫!」
「絶対に任務成功させるからまってて!」
不安げに弟達を送り出すメタルに対し、クラッシュとヒートは自信満々だった
普段ならメタル単独か、メタル、クラッシュ、ヒートの3人で行う“特別任務”
今回はクラッシュとヒートが自ら、自分達だけで任務を執行したいと嘆願してきたのだ
もちろんメタルは悩んだ
この任務の厳しさはメタルが一番良く知っているからだ
そんなメタルの悩みを無視し「いいじゃない、行ってきなよ」とにこやかに言い放ったのはバブルだった
三番目の兄を味方につけた爆炎コンビの勢いはもう止まらない
「絶対に任務成功させようね!」と意気込む可愛い弟達にメタルは任務の許可を下すしかなかった
「今日の任務の手順のおさらいするぞ!」
「うん!」
2人仲良く並んで歩く姿は微笑ましい
クラッシュが一枚の紙を取り出し、今日の目的のおさらいをはじめる
「豚肉1パック」
「豚肉1パック!」
「にんじん、じゃがいも、玉ねぎ」
「にんじん、じゃがいも、玉ねぎ!」
クラッシュが紙を読み上げヒートが復唱する
今回、彼らが代価と引き換えに手に入れるものとその場所…
それこそがこの任務を“特別任務”とする所以であった
大真面目におさらいを済ませた2人は、決戦の場、巨大スーパーへと足を踏み入れた
大型スーパーの中は様々な人やロボットで溢れかえっていた
クラッシュとヒートは慣れた様子で店内を歩く
クラッシュがカートを押し、ヒートが購入すべき品物をカートに入れていく
「あら?今日は2人でお買い物なの?」
「うん!今日はぼくたちだけでお買い物したいってお願いしたの!」
「おばちゃん!豚肉ちょうだい!」
精肉コーナーに到着するとすっかり顔見知りとなった店員がクラッシュ達に声をかける
恰幅の良い中年女性は、よくメタルにくっついて買い物をしているクラッシュとヒートを毎回微笑ましく思っていた
「偉いわねぇ~お兄さんもこんないい子な弟がいて幸せよね!よし!おばちゃん、今日は特別にサービスしてあげる!」
「ほんと?!」
「ありがとう!」
嬉しそうにお礼を言う2人に女性はますます頬が緩む
きっと彼女はこの2人が戦闘用ロボットであるなどと夢にも思っていないだろう
「次は野菜だな!」
「うん!」
続いて2人が向かったのは青果コーナーだった
「あ!おねーさんだ!」
「こんにちは!」
精肉コーナーと同じように、青果コーナーでも見知った店員を見つけた2人はにこやかに挨拶をする
「スーパーの店員には愛想を尽くせ」がメタルの教えだからだ
「あら?今日はイケメンなお兄さんはいないの?」
青果担当の店員は若い女性だ
どうやらメタルを気に入っているらしく、よくメタルを捕まえては話をしている
「今日はぼくたちだけだよ」
「なぁんだ……」
ヒートが答えると女性は少し残念そうな表情を浮かべる
今日もメタルが来ることを期待していたのだろう
「おねーさんは、おれたちじゃ不満?」
「………!」
メタルに思いを馳せていた女性はしょげたようなクラッシュの声に慌てる
見れば悲しそうなクラッシュが自分を覗きこんでいて女性は心臓が飛び跳ねた
「不満なわけないわ!あ、これサービス!お兄さんによろしくねっ」
頬を赤く染めた店員はカゴに入れた野菜に割引シールを貼りまくる
ぽかんとしているクラッシュとヒートを残し、急いでその場から離れた
女性の頭の中には「年下でもイイかもしれない…!」という気持ちが渦巻いていた
「よし!次がさいごだ!」
「でもこれが一番手ごわいんだよね…クラッシュ、準備はいい?」
「おう!」
スーパーの一角
その場所は他のコーナーと全く様子が違っていた
女性や家庭用お手伝いロボットが多い他コーナーと違い、そこには屈強な男性や、巨大な工業用ロボット、ガードロボット達が睨みあっていた
みな互いを睨みつけながら、その時を今か今かと待ち構えている
『超目玉特別価格!E缶70%オフ!!!!300缶限定の詰め放題!あと5分程で開始致します!』
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このスーパーでの一番の目的、それがこのE缶詰め放題のタイムセールであった
「オイ……今日はあの赤い悪魔がいねぇぞ!」
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客達の会話で度々話題に上がる赤い悪魔…
それがメタルであることをクラッシュ達は知っていた
メタルは毎回、容赦ないスピードと力で他の客を圧倒し、また計算され尽くしたテクニックで無駄なくE缶を詰めていった
家計の為なら容赦のないメタルを他の買い物客は赤い悪魔と呼んで恐れていた
しかし今日は悪魔の姿はない
普段、メタルに遅れをとっている客達にとってはいつもより商品をゲットするチャンスだった
『セール開始まで残り3分となりました!重火器等、武器の使用は禁止!袋が破れたらそれまで詰めた商品は返却となりますのでご注意下さい』
「クラッシュ、袋ちょうだい」
「おう。詰めるのはヒートに任せるからな!」
「うん!クラッシュは雑魚の排除よろしくね」
「わかった!」
2人の計画は至ってシンプルなものであった
出先な不器用なクラッシュの分もヒートが袋にE缶を詰める
クラッシュはヒートの邪魔となる他の客の排除
武器の使用は禁止されているため、ハンドパーツに切り替えてはいるものの、兄弟一の頑丈さを誇るクラッシュにとってはいいハンデになるくらいだろう
『それではカウントを始めます!皆様位置について下さい!5、4、3、2、1…特売スタート!』
クラッシュとヒートは帰路に着いていた
クラッシュの両手には大きな買い物袋
ヒートの両手には小さな買い物袋がぶら下がっている
「いっぱい買ったね!」
「そうだな!肉も野菜も安くして貰ったし!」
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E缶詰め放題は結果からして爆炎コンビの圧勝だった
工業用ロボットやガードロボットに比べ、純戦闘用ロボットであるクラッシュとヒートはまずスピードからして違った
メタルには及ばぬものの、スタートの時点で他の追跡を許さない速度で飛び出した2人に他の客は動揺した
しかし、体の小さなヒートの姿を確認し、舐めてかかった者もいた
そんな輩はもれなくクラッシュに排除され、その様子を見てさらに客達はおののいた
「でも、やっぱりメタルくらいいっぱいは詰められなかったんだよねぇ」
「おれたち二人分でやっとメタルと同じくらいだもんな」
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「そうだな!」
後日、スーパーの詰め放題に3体の悪魔が現れることになるがそれはまだ先の話である
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うっひゃーい!ねむむむ!
誰がなんと言おうとほのぼのと言い張る←
少なくとも途中まではそのつもりでした。ええ。
爆炎コンビ可愛いよなーもうたまらん!
メタルは任務以外のことについてはとことん過保護
実際、クラッシュもヒートも戦闘用だから工業用ロボットやガードロボットの10や20相手にしても何て事ないってのは、それが任務であればわかってるんだけど、そうじゃないと吹っ飛んじゃう
あと、家計の為なら愛想を尽くすのがおにいたん。
こういう時だけ自分の容姿をフル活用できるめったん。普段は鈍感なのにね!
詰め放題ネタはバイト先(スーパーの一角のテナント)で見かけたから書いてみた
あそこは戦場だ……
gdgdすみません…
明日もバイトでしかもハードな予感なので寝ます!
明日バイトから帰ってきたら拍手とアンケートレスさせて頂きます。
アンケートリクエストももりもり書くどー
PR
(クラメタ)
(アンケートご協力ありがとうございます!)
おれは最初はまっしろだった
メタルおれに話しかけてくれる
メタルが笑ってくれる
メタルがおれを見てくれる
そんなことだけでも嬉しかった
だけど突然、おれの中に黒がうまれた
まっしろな紙がインクを染み込ませるように、その黒はおれのなかでじわりじわりと広がっていった
メタルがおれに話しかけてくれる(他の奴とは話さないで!)
メタルが笑ってくれる(もっともっと他のカオも見たいよ)
メタルがおれを見てくれる(このままメタルを壊したら、メタルの目はずっとおれを見てくれるかなぁ)
まっしろの中に生まれた黒は、どんどん広がっていった
黒が広がれば広がるほど、おれはメタルのことが好きになった
好きから大好き
大好きから愛してる
止められなかった
止めたくなかった
これはおれがはじめて自分自身で自覚した感情だったから
メタルが好き
大好き
愛してる
考えれば考えるほどどうしていいかわからなくなった
そして、黒はどんどん広がっていった
「メタルだいすき!」
「俺も好きだぞ」
そう言って笑いかけてくれる紅が好き
言葉だけではおれの本当の気持ちはメタルには伝わらない
本当はね、愛してるって言いたいんだ
それだけじゃない、抱きしめてキスして、おれだけのものにしたい
メタルが望むのは弟としてのおれ
メタルが望んでいるのはまっしろなままのおれ
おれの中の黒はメタルには見せちゃいけないって、僅かに残った白がおれに警告する
「メタル、すき…」
だからおれは今日もまっしろを演じる
兄のことが大好きな馬鹿な弟を
そうすればメタルはおれに笑いかけ続けてくれるから
メタルの側にいれるから
ぽたり
おれの中で僅かに残っている白にまた黒が滲んだ
(くろく、染まる)
+++++++++++++++++++++ 5000打アンケートでコメント頂いたので書いてみました。
あ………れ………?
クラッシュがちょっと病んでる……だと……?
最初、構想練る段階ではほのぼのしたの書くつもりだったのに気づいたらアッー!
ほのぼのも書いてみたいですね…
こんな出来になってしまいすみません……
夜中のテンションって怖い!←
(アンケートご協力ありがとうございます!)
おれは最初はまっしろだった
メタルおれに話しかけてくれる
メタルが笑ってくれる
メタルがおれを見てくれる
そんなことだけでも嬉しかった
だけど突然、おれの中に黒がうまれた
まっしろな紙がインクを染み込ませるように、その黒はおれのなかでじわりじわりと広がっていった
メタルがおれに話しかけてくれる(他の奴とは話さないで!)
メタルが笑ってくれる(もっともっと他のカオも見たいよ)
メタルがおれを見てくれる(このままメタルを壊したら、メタルの目はずっとおれを見てくれるかなぁ)
まっしろの中に生まれた黒は、どんどん広がっていった
黒が広がれば広がるほど、おれはメタルのことが好きになった
好きから大好き
大好きから愛してる
止められなかった
止めたくなかった
これはおれがはじめて自分自身で自覚した感情だったから
メタルが好き
大好き
愛してる
考えれば考えるほどどうしていいかわからなくなった
そして、黒はどんどん広がっていった
「メタルだいすき!」
「俺も好きだぞ」
そう言って笑いかけてくれる紅が好き
言葉だけではおれの本当の気持ちはメタルには伝わらない
本当はね、愛してるって言いたいんだ
それだけじゃない、抱きしめてキスして、おれだけのものにしたい
メタルが望むのは弟としてのおれ
メタルが望んでいるのはまっしろなままのおれ
おれの中の黒はメタルには見せちゃいけないって、僅かに残った白がおれに警告する
「メタル、すき…」
だからおれは今日もまっしろを演じる
兄のことが大好きな馬鹿な弟を
そうすればメタルはおれに笑いかけ続けてくれるから
メタルの側にいれるから
ぽたり
おれの中で僅かに残っている白にまた黒が滲んだ
(くろく、染まる)
+++++++++++++++++++++ 5000打アンケートでコメント頂いたので書いてみました。
あ………れ………?
クラッシュがちょっと病んでる……だと……?
最初、構想練る段階ではほのぼのしたの書くつもりだったのに気づいたらアッー!
ほのぼのも書いてみたいですね…
こんな出来になってしまいすみません……
夜中のテンションって怖い!←
※今回の日記にはコス写含みます。
※ギャグ日語り
とりあえずとりとめもないんで折りたたんでおきますね。
※ギャグ日語り
とりあえずとりとめもないんで折りたたんでおきますね。
ぱっひょい!
RPG日和の二期が配信されておったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
kskでダウンロードした^^そんで動物村編終わらせたw
あとで写メと一緒に萌えを叫ぼうと思います。ふひひひ
それはさておき、昨日と今日の拍手お返事です。
パチだけの方もありがとうごうざいます!AMとABをもっとやれと捉えておkでしょうか^q^
あと、アンケートでコメントいただいた方にもお返事させてくださいっ…!
追記からお返事です。
RPG日和の二期が配信されておったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
kskでダウンロードした^^そんで動物村編終わらせたw
あとで写メと一緒に萌えを叫ぼうと思います。ふひひひ
それはさておき、昨日と今日の拍手お返事です。
パチだけの方もありがとうごうざいます!AMとABをもっとやれと捉えておkでしょうか^q^
あと、アンケートでコメントいただいた方にもお返事させてくださいっ…!
追記からお返事です。
(エアーバブル)
(アンケートご協力ありがとうございます!)
不意を突いた敵の攻撃
気付けばエアーの体は吹き飛ばされ、海に落下していた
重量感のあるエアーを吹き飛ばすほどの攻撃
きっとボディにも内部パーツにも損傷を負ったな、とやけに冷静に考えながらエアーは水に沈んでいく
このまま沈んで行けば防水処理を施されていないエアーは壊れてしまうだろう
しかし浮き上がろうにも金属の体がそれを許さないし、泳ぎ方など知るはずもない
ゴポゴポと細かい泡が沈みゆく己の身体と反対に上に上がっていくのをエアーはただぼんやりと見ていた
「なにしてるのさ、エアー」
ふわりと体の落下が止まる
目をやればそこには一つ下の弟機が己の体を抱えていた
「油断するなって、またメタルに怒られちゃうよ?」
「すまん……」
短く謝ればふうっと呆れたように溜め息が聞こえた
「ここは、美しいな…」
「………?」
再び上に目をやり呟くエアーにバブルは怪訝そうな視線を向ける
「光が屈折して、輝いている。地上ではこんなに美しいものは見たことがない」
エアーは初めて見る水の中から見る水面を美しいと思った
そんなエアーに対してバブルは渋い顔をする
「美しくなんか、ないよ……」
もちろん、視覚センサーで捉えた映像としては美しいと言えるだろう
しかしバブルにとって水中からみた上の世界というものは手を伸ばしても届かないものだった
「あの光に向かって行ってもね、僕には届かない場所なんだよ。どんなに手を伸ばしても、届かないんだ」
バブルにとってはエアーの生きる世界の方が羨ましかった
花のにおい、風の音、太陽の温度、それらを感じられる世界に、バブルも行きたかった
「ならば、俺がお前の手を取ろう」
「え……?」
当たり前のように言われた言葉にバブルは驚く
「お前が俺に向けて手を伸ばすなら、俺はその手をとってやる。外の世界が見たいなら俺がお前の足になろう」
「…………。」
真っ直ぐな言葉だった
そこに偽りなどはない
「…………そろそろ限界のようだ。強制スリープモードに切り替わる」
「………うん。あとは任せてよ」
「悪いな」
エアーのアイが閉じる
水中での起動に限界が来て、AIが強制的に機体に負担をかけぬようスリープモードに切り替えたのだろう
バブルはエアーの赤いアイが閉じるのを見て、エアーを抱える腕に力を込める
「約束だよ……」
とんっと水を蹴ってバブルは泳ぎ出す
「僕もキミと外を感じたいんだ……だから……」
水を蹴り、上へ上と上がっていく
「ちゃんと、僕の手を取ってよ……?」
小さく告げるとバブルは水を蹴る速度を速める
エアーと二人、バブルはキラキラと輝く水面を目指した
++++++++++++++++++++
空気泡でした。
アンケートご回答ありがとうございます!
なんだかgdgdですみません。
年長組大好き!
(アンケートご協力ありがとうございます!)
不意を突いた敵の攻撃
気付けばエアーの体は吹き飛ばされ、海に落下していた
重量感のあるエアーを吹き飛ばすほどの攻撃
きっとボディにも内部パーツにも損傷を負ったな、とやけに冷静に考えながらエアーは水に沈んでいく
このまま沈んで行けば防水処理を施されていないエアーは壊れてしまうだろう
しかし浮き上がろうにも金属の体がそれを許さないし、泳ぎ方など知るはずもない
ゴポゴポと細かい泡が沈みゆく己の身体と反対に上に上がっていくのをエアーはただぼんやりと見ていた
「なにしてるのさ、エアー」
ふわりと体の落下が止まる
目をやればそこには一つ下の弟機が己の体を抱えていた
「油断するなって、またメタルに怒られちゃうよ?」
「すまん……」
短く謝ればふうっと呆れたように溜め息が聞こえた
「ここは、美しいな…」
「………?」
再び上に目をやり呟くエアーにバブルは怪訝そうな視線を向ける
「光が屈折して、輝いている。地上ではこんなに美しいものは見たことがない」
エアーは初めて見る水の中から見る水面を美しいと思った
そんなエアーに対してバブルは渋い顔をする
「美しくなんか、ないよ……」
もちろん、視覚センサーで捉えた映像としては美しいと言えるだろう
しかしバブルにとって水中からみた上の世界というものは手を伸ばしても届かないものだった
「あの光に向かって行ってもね、僕には届かない場所なんだよ。どんなに手を伸ばしても、届かないんだ」
バブルにとってはエアーの生きる世界の方が羨ましかった
花のにおい、風の音、太陽の温度、それらを感じられる世界に、バブルも行きたかった
「ならば、俺がお前の手を取ろう」
「え……?」
当たり前のように言われた言葉にバブルは驚く
「お前が俺に向けて手を伸ばすなら、俺はその手をとってやる。外の世界が見たいなら俺がお前の足になろう」
「…………。」
真っ直ぐな言葉だった
そこに偽りなどはない
「…………そろそろ限界のようだ。強制スリープモードに切り替わる」
「………うん。あとは任せてよ」
「悪いな」
エアーのアイが閉じる
水中での起動に限界が来て、AIが強制的に機体に負担をかけぬようスリープモードに切り替えたのだろう
バブルはエアーの赤いアイが閉じるのを見て、エアーを抱える腕に力を込める
「約束だよ……」
とんっと水を蹴ってバブルは泳ぎ出す
「僕もキミと外を感じたいんだ……だから……」
水を蹴り、上へ上と上がっていく
「ちゃんと、僕の手を取ってよ……?」
小さく告げるとバブルは水を蹴る速度を速める
エアーと二人、バブルはキラキラと輝く水面を目指した
++++++++++++++++++++
空気泡でした。
アンケートご回答ありがとうございます!
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