http://mikirigo.blog.shinobi.jp/
腐った方向に愛をぶちまけるブログです。
たいてい腐ってます。
はじめましての方はカテゴリー内「初めにお読みください」の記事を読んでください。
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(バブル、エアー、メタル)
(クイックが作られる前)
僕には元々、欠陥があった
水の中でしか生きられない体(生きるなんて表現、僕にはおかしいけどね)
まともに歩くことさえ出来ない足
僕の兄にあたる2人は、そんな僕を気にかけてくれて、よく外の世界の話を聞かせてくれた
研究所のプールの中からの景色しか知らない僕は、その話を聞く度に胸が躍った
同時に、己の体を呪った
兄達がいない時は、プールの中から暗い天井をぼんやり眺め、外の世界に思いを馳せた
(太陽ってどれくらい暖かいのかな?)
(風や花の匂い、嗅いでみたいなぁ)
(……………寂しいなぁ)
ふとそんなことを考え、慌てて首を振る
寂しいはずない
そんなこと、考えてはいけない
もし、寂しいだなんて認めてしまったら、それこそみじめだ
(大丈夫、もうすぐメタルとエアーが来てくれる)
(僕は、大丈夫。)
目を閉じ視界を遮断する
暗い天井を見ていたくなかった
その天井だって、水の中からでは遠すぎたから
ある日、メタルとエアーが揃ってプールにやって来た
いつものようにプールサイドまで近付くと、いきなり二人に腕を掴まれ、水の中から引きずり出された
「わっ…!わっ!!何するの!?」
二人に持ち上げられ宙ぶらりんな体に、水の中では感じられなかった重力がかかる
「異常はないか?」
至って真面目に尋ねるメタルに頷く
「じゃあ、行くぞ。」
メタルの手が離れたかと思ったらエアーにがっしり体ごと支えられる
エアーは僕を背負う形でメタルに続いた
「ねえ、どこに行くの?」
「ラボだ。しばらく、お前のプールを改造することになった。その間、陸上でも生活出来るよう脚部パーツを博士が作って下さった。」
「本当?」
信じられない話だった
今まで望んでいた事が実際に実現するとは思わなかったから
「まぁ、すぐに歩けるかはわからないが……訓練を詰めば可能だろう。俺達も協力する」
付け加えるメタルの言葉にコアがとくりと震えた
自分が水の外で歩ける、そう考えただけでどうしようもない喜びが湧き上がってきた
新しく手に入れた脚は、はじめは立つことすら出来なかった
自分の体重をどう支えていいかわからず、転んでばかりだったが、なんとか立てるようになった
歩行するのはさらに難しく、エアーとメタルに支えられなければ歩くことは出来なかった
「…少し休むか。」
体にかかる重力がひどく重く感じる
重力も、僕の障害のひとつだった
「やっぱり、外で暮らすのって大変なんだね…」
こんな環境の中で普通に歩いたり走ったり出来る2人は凄いと思った
(やっぱり僕は、欠陥品なんだな……)
2人にとって普通のことすら満足に出来ない、あんなに歩くことに対し抱いていた期待もいつの間にかしぼんでいた
「…たしかに、お前にとって外にいることは大変だろうな」
メタルが僕の心を見透かしたように言葉を続ける
「しかしそんなこと当たり前だろう。お前は水中戦を目的に作られた。俺達は水の中ではただの金属の塊だからな。」
メタルの言葉にエアーが頷き続ける
「歩行が出来ないとか、水の外で戦えないとか、そんなことは気にするな。その為に俺達がいる。逆に言えば、水の中で戦う所かロクに動けない俺達の為に、お前がいるんだ。」
2人は僕を慰めているわけではない
この堅物2人にそんな気の利いたこと出来ないだろう
2人は本心から、そう言っているんだ
僕のことを、必要としてくれてる
そう思うだけで、嬉しかった
(知らなかった……)
水の中にいたころから、彼らは僕を必要としてくれていた
そのことを僕は、気づかないフリをしていた
知らず知らずのうちに、線を引いて、自分との差別化を図っていた
自分で線引きをしておきながら、寂しいって、水の底でいじけていた
僕が線を飛び越えて、2人に手を伸ばせば、2人は僕の手を引いてくれたのに
「……歩く練習、もうちょっと付き合ってくれる?」
俯きながら、僕は両手を伸ばした
「当然だ。お前がそれを望むなら…」
力強く腕を掴まれ支えてくれる2人の腕
僕は線を飛び越えた
+++++++++++++
上3人のお話
バブルかわいいよバブル(*´д`*)
バブルはパヤオが出来るまで末っ子体質だったらいい
末っ子体質のくせに甘えようとしなくて、でも寂しがり屋なバブルとか
そんなバブルをがっちりサポートの兄二人とか
そんな妄想話でした。
(クイックが作られる前)
僕には元々、欠陥があった
水の中でしか生きられない体(生きるなんて表現、僕にはおかしいけどね)
まともに歩くことさえ出来ない足
僕の兄にあたる2人は、そんな僕を気にかけてくれて、よく外の世界の話を聞かせてくれた
研究所のプールの中からの景色しか知らない僕は、その話を聞く度に胸が躍った
同時に、己の体を呪った
兄達がいない時は、プールの中から暗い天井をぼんやり眺め、外の世界に思いを馳せた
(太陽ってどれくらい暖かいのかな?)
(風や花の匂い、嗅いでみたいなぁ)
(……………寂しいなぁ)
ふとそんなことを考え、慌てて首を振る
寂しいはずない
そんなこと、考えてはいけない
もし、寂しいだなんて認めてしまったら、それこそみじめだ
(大丈夫、もうすぐメタルとエアーが来てくれる)
(僕は、大丈夫。)
目を閉じ視界を遮断する
暗い天井を見ていたくなかった
その天井だって、水の中からでは遠すぎたから
ある日、メタルとエアーが揃ってプールにやって来た
いつものようにプールサイドまで近付くと、いきなり二人に腕を掴まれ、水の中から引きずり出された
「わっ…!わっ!!何するの!?」
二人に持ち上げられ宙ぶらりんな体に、水の中では感じられなかった重力がかかる
「異常はないか?」
至って真面目に尋ねるメタルに頷く
「じゃあ、行くぞ。」
メタルの手が離れたかと思ったらエアーにがっしり体ごと支えられる
エアーは僕を背負う形でメタルに続いた
「ねえ、どこに行くの?」
「ラボだ。しばらく、お前のプールを改造することになった。その間、陸上でも生活出来るよう脚部パーツを博士が作って下さった。」
「本当?」
信じられない話だった
今まで望んでいた事が実際に実現するとは思わなかったから
「まぁ、すぐに歩けるかはわからないが……訓練を詰めば可能だろう。俺達も協力する」
付け加えるメタルの言葉にコアがとくりと震えた
自分が水の外で歩ける、そう考えただけでどうしようもない喜びが湧き上がってきた
新しく手に入れた脚は、はじめは立つことすら出来なかった
自分の体重をどう支えていいかわからず、転んでばかりだったが、なんとか立てるようになった
歩行するのはさらに難しく、エアーとメタルに支えられなければ歩くことは出来なかった
「…少し休むか。」
体にかかる重力がひどく重く感じる
重力も、僕の障害のひとつだった
「やっぱり、外で暮らすのって大変なんだね…」
こんな環境の中で普通に歩いたり走ったり出来る2人は凄いと思った
(やっぱり僕は、欠陥品なんだな……)
2人にとって普通のことすら満足に出来ない、あんなに歩くことに対し抱いていた期待もいつの間にかしぼんでいた
「…たしかに、お前にとって外にいることは大変だろうな」
メタルが僕の心を見透かしたように言葉を続ける
「しかしそんなこと当たり前だろう。お前は水中戦を目的に作られた。俺達は水の中ではただの金属の塊だからな。」
メタルの言葉にエアーが頷き続ける
「歩行が出来ないとか、水の外で戦えないとか、そんなことは気にするな。その為に俺達がいる。逆に言えば、水の中で戦う所かロクに動けない俺達の為に、お前がいるんだ。」
2人は僕を慰めているわけではない
この堅物2人にそんな気の利いたこと出来ないだろう
2人は本心から、そう言っているんだ
僕のことを、必要としてくれてる
そう思うだけで、嬉しかった
(知らなかった……)
水の中にいたころから、彼らは僕を必要としてくれていた
そのことを僕は、気づかないフリをしていた
知らず知らずのうちに、線を引いて、自分との差別化を図っていた
自分で線引きをしておきながら、寂しいって、水の底でいじけていた
僕が線を飛び越えて、2人に手を伸ばせば、2人は僕の手を引いてくれたのに
「……歩く練習、もうちょっと付き合ってくれる?」
俯きながら、僕は両手を伸ばした
「当然だ。お前がそれを望むなら…」
力強く腕を掴まれ支えてくれる2人の腕
僕は線を飛び越えた
+++++++++++++
上3人のお話
バブルかわいいよバブル(*´д`*)
バブルはパヤオが出来るまで末っ子体質だったらいい
末っ子体質のくせに甘えようとしなくて、でも寂しがり屋なバブルとか
そんなバブルをがっちりサポートの兄二人とか
そんな妄想話でした。
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気づけばこのブログはじめて一週間過ぎてました。
カテゴリーの岩男見てみたら、20超えててじぶん相当きもちわるい早さで更新してんだなと思いました。
気持ち悪くてすみません・・・。
一日一本を目標に始めましたが余裕で目標達成してますね。
そろそろネタが尽きてきて怖いのですが、マイペースにやっていこうと思います。
あと、久々にエグゼアニメ見ました。
私、岩男にはまったきっかけがエグゼアニメだったのです。周りの友達がジャンプの漫画に萌えてる中、ひとりさみしくブルロクに萌えたぎっていました。ええ。昔も今もアウェーです。
今現在、mixiとかではヘ/タ/リ/ア仲間しかおらず、mixiの日記で本家2ボス萌えぇぇぇぇぇぇぇ!!!と叫んでもアウェーだったのでこのブログを始めた次第です。ヘタも好きです。去年までのメインジャンルで、馬鹿みたいにコスプレしていましたし、(週1のペースでイベント行ってた)衣装も馬鹿みたいな速さで作りまくっていました。
だが今の私の中では2ボス愛。
話が逸れましたがエグゼです。
エグゼクイックのイケメンっぷりに全私がもえたわけだが。
なんだ、ただのイケメンか。
ありが神も昔のブログで言ってましたが、パヤオはアニメに出るともれなく背中に刃物が刺さるという呪いでもかかっているのですかね?エグゼではかっちゃん、スパアドではシャドー。スパアドに至ってはお亡くなりになってますね\(^o^)/ティウンティウン
あと、エグゼから入った私は、本家のヒートとウッドの可愛さに、なんだこの可愛いの・・・!!!ヒートとウッド・・・だ・・・と・・・?となりました。本家のこいつら可愛すぎだろjk
昔はエグゼアニメでブルロクにハァハァしてましたが、今、見返すとシャークマンに非常にハァハァします。
なんだかシャークたんが俺の嫁すぎて・・・!写メ撮りまくってひとりにやにやしてます。自分きめぇ
あとエグゼエレキの可愛さは異常。何あの子。可愛い。メットが猫耳に見える・・・
エレキは本家はエロくてエグゼは可愛くてたまらんのうたまらんのう
あと、エグゼアニメの猫ウィルス話はもはや公式が病気^^
とってもおいしかったです^q^御馳走様でした^q^斜め上すぎて始終ばくしょ
猫耳にはロマンがつまっていると思うんだ^^シャークにゃんにハゲ萌えた。サメなのに猫耳wwwばくしょ
とりあえず次はめったんが出る話見てきます。ふふふ
エグゼアニメめったんは声千葉さんなんですねー。
カテゴリーの岩男見てみたら、20超えててじぶん相当きもちわるい早さで更新してんだなと思いました。
気持ち悪くてすみません・・・。
一日一本を目標に始めましたが余裕で目標達成してますね。
そろそろネタが尽きてきて怖いのですが、マイペースにやっていこうと思います。
あと、久々にエグゼアニメ見ました。
私、岩男にはまったきっかけがエグゼアニメだったのです。周りの友達がジャンプの漫画に萌えてる中、ひとりさみしくブルロクに萌えたぎっていました。ええ。昔も今もアウェーです。
今現在、mixiとかではヘ/タ/リ/ア仲間しかおらず、mixiの日記で本家2ボス萌えぇぇぇぇぇぇぇ!!!と叫んでもアウェーだったのでこのブログを始めた次第です。ヘタも好きです。去年までのメインジャンルで、馬鹿みたいにコスプレしていましたし、(週1のペースでイベント行ってた)衣装も馬鹿みたいな速さで作りまくっていました。
だが今の私の中では2ボス愛。
話が逸れましたがエグゼです。
エグゼクイックのイケメンっぷりに全私がもえたわけだが。
なんだ、ただのイケメンか。
ありが神も昔のブログで言ってましたが、パヤオはアニメに出るともれなく背中に刃物が刺さるという呪いでもかかっているのですかね?エグゼではかっちゃん、スパアドではシャドー。スパアドに至ってはお亡くなりになってますね\(^o^)/ティウンティウン
あと、エグゼから入った私は、本家のヒートとウッドの可愛さに、なんだこの可愛いの・・・!!!ヒートとウッド・・・だ・・・と・・・?となりました。本家のこいつら可愛すぎだろjk
昔はエグゼアニメでブルロクにハァハァしてましたが、今、見返すとシャークマンに非常にハァハァします。
なんだかシャークたんが俺の嫁すぎて・・・!写メ撮りまくってひとりにやにやしてます。自分きめぇ
あとエグゼエレキの可愛さは異常。何あの子。可愛い。メットが猫耳に見える・・・
エレキは本家はエロくてエグゼは可愛くてたまらんのうたまらんのう
あと、エグゼアニメの猫ウィルス話はもはや公式が病気^^
とってもおいしかったです^q^御馳走様でした^q^斜め上すぎて始終ばくしょ
猫耳にはロマンがつまっていると思うんだ^^シャークにゃんにハゲ萌えた。サメなのに猫耳wwwばくしょ
とりあえず次はめったんが出る話見てきます。ふふふ
エグゼアニメめったんは声千葉さんなんですねー。
予想以上に拍手してくださった方がいて、私歓喜
えっと・・・これは自重せず蛇鋼書き続けてもいいってことでしょうか^q^←
私、自重しないときはほんと自重しませんよ^^^^^^^^もともとKYかつ単純な奴なので
ほんと、拍手ポチありがとうございます・・・!やる気出てきたぁぁぁぁぁぁぁ!!!
幼児化とか、蛇鋼とか、世間様の需要をことごとく無視しているブログですが、これからもよろしくお願いいたします。
以下、折りたたみでコメくださった神へのお返事です。
(影鋼)
(シャドーとメタルがはじめて言葉を交わした時)
その夜は月の光が明るかった
シャドーは廃れた工場の屋上で一人物思いに耽っていた
いまや忘れ去られた廃工場に来る者などおらず、シャドーはよく一人でこの場所に来ていた
「珍しいな。ここに先客がいるとは……」
いきなり声が聞こえシャドーは内心驚きすぐにシャドーブレードを構える
声の主に目をやると、そこには紅い装甲のロボットがいた
「お前は……シャドーマンか。」
ブレードを構えるシャドーに対し紅いロボットは気にせず続ける
「お主…何奴……」
「DWN.009メタルマン。実際会うのは初めてだな。」
ブレードを構えられてるにもかかわらずメタルは気にしていない様子だ
相手に戦う意志が感じられぬことがわかり、シャドーはゆっくりとブレードを下ろした
「まさかこの場所を知っている奴が他にいるとはな。まぁ、俺のことは気にするな。俺もお前のことは気にしない。」
「……………。」
一方的にそう告げると、メタルはシャドーから少し距離をおいて座りこみ口元を覆っていたマスクを外す
そして言葉通り、シャドーのことなどそこにいないかのようにロボ桜と書かれた酒を飲み始めた
(なんだ、コイツは……)
そんなメタルを唖然とした様子で見つめるシャドー
気にするなと言う方が無理だ
「………お前も飲むか?」
シャドーの視線に気づいたのか、メタルが酒を差し出してくる
少し、戸惑いながらもシャドーはそれを受け取った
「いい月だな」
「……ああ」
ここに来た時には考えもしなかった
自分の兄弟機達ともこんな風に酒を飲み交わしたことがないのになぜ己は初対面の相手と酒を飲んでいるのだろう
隣を見れば酒により少し頬を赤く染めたメタルが月を見上げていた
(とても戦闘機には、見えないな……)
メタルの穏やかな目を見てシャドーはぼんやりと考える
己の中にインプットされたメタルマンのデータには、冷静沈着で時に冷酷なほど容赦なく任務を遂行するロボットという情報であったし、兄弟達がメタルマンについて話していたことを小耳に挟んだ際、その内容は賞賛や憧れの内容が多く、今、隣にいるロボットがその憧れの対象だといまいち実感が沸かなかった
「そういえば、お前は宇宙からやって来たそうだな。」
「ああ…。と言っても拙者にはその頃の記憶はござらんが…」
月を見上げながら何気なく言うメタルの言葉にシャドーは少し気が重くなる
そんな空気に気づいたのか、メタルは視線を月からシャドーに向ける
「気にしているのか?」
「……………。」
何と答えていいかわからずシャドーは黙り込む
ワイリーによって手を加えられる前の己の記憶のことなど、シャドーは考えたこともなかった
その必要はないと感じていたからだ
「記憶については……気にしてはござらん。だが……時々、ワイリー博士はなぜ拙者を起動させたのか、疑問に感じることはある…」
己の戦闘能力の高さは、それなりに自負している
しかしそれが己の存在理由になるのか、疑問に感じているのだ
己の兄弟機とは作られた過程も、物質も、理由も違う
そのことが常にシャドーにまとわりつき、未だに他の兄弟機に心を許せずにいた
兄弟達もそんなシャドーにどう接していいかわからず、腫れ物を扱うような空気が常にあった
(別に一人だろうが関係ござらんが)
兄弟達だって己のことを煩わしく感じているだろう
彼らにとって己こそが異質
だったら深くは関わるまい……シャドーはそう考えていた
「なあ、メタル殿。メタル殿は、何故己が作られたのか考えたことはあるか?」
ドクターワイリーが初めて作った純戦闘用ロボット
戦うことだけを目的に作られたロボットが何を思っているのか、シャドーは興味を抱いた
「そんなこと、考えるまでもない。」
メタルは何を言っているんだという視線をシャドーにむける
「何故俺が作られたか?そんなこと、博士が望まれたからに決まっているだろう。博士の為に戦う為に俺はいる。それが俺の存在理由だ。」
紅い瞳が真っ直ぐにシャドーを射抜く
「お前だって、博士が望まれたから今こうして動いているんだ。ならば迷うことは無いだろう。俺達ワイリーナンバーズは、博士の為に動けばいい。それが博士の望みだからな。」
そう言ってメタルは笑う
その笑みは自身に誇りをもっているものだった
月に照らされた迷いのないその紅い瞳を、シャドーは無意識に美しいと感じ、目を反らせられなかった
(あなたの紅に心奪われた)
++++++++++++++
真面目な影鋼も書いてみようかと……し…たんだ………orz
えっと、意外と書きにくかった。
(シャドーとメタルがはじめて言葉を交わした時)
その夜は月の光が明るかった
シャドーは廃れた工場の屋上で一人物思いに耽っていた
いまや忘れ去られた廃工場に来る者などおらず、シャドーはよく一人でこの場所に来ていた
「珍しいな。ここに先客がいるとは……」
いきなり声が聞こえシャドーは内心驚きすぐにシャドーブレードを構える
声の主に目をやると、そこには紅い装甲のロボットがいた
「お前は……シャドーマンか。」
ブレードを構えるシャドーに対し紅いロボットは気にせず続ける
「お主…何奴……」
「DWN.009メタルマン。実際会うのは初めてだな。」
ブレードを構えられてるにもかかわらずメタルは気にしていない様子だ
相手に戦う意志が感じられぬことがわかり、シャドーはゆっくりとブレードを下ろした
「まさかこの場所を知っている奴が他にいるとはな。まぁ、俺のことは気にするな。俺もお前のことは気にしない。」
「……………。」
一方的にそう告げると、メタルはシャドーから少し距離をおいて座りこみ口元を覆っていたマスクを外す
そして言葉通り、シャドーのことなどそこにいないかのようにロボ桜と書かれた酒を飲み始めた
(なんだ、コイツは……)
そんなメタルを唖然とした様子で見つめるシャドー
気にするなと言う方が無理だ
「………お前も飲むか?」
シャドーの視線に気づいたのか、メタルが酒を差し出してくる
少し、戸惑いながらもシャドーはそれを受け取った
「いい月だな」
「……ああ」
ここに来た時には考えもしなかった
自分の兄弟機達ともこんな風に酒を飲み交わしたことがないのになぜ己は初対面の相手と酒を飲んでいるのだろう
隣を見れば酒により少し頬を赤く染めたメタルが月を見上げていた
(とても戦闘機には、見えないな……)
メタルの穏やかな目を見てシャドーはぼんやりと考える
己の中にインプットされたメタルマンのデータには、冷静沈着で時に冷酷なほど容赦なく任務を遂行するロボットという情報であったし、兄弟達がメタルマンについて話していたことを小耳に挟んだ際、その内容は賞賛や憧れの内容が多く、今、隣にいるロボットがその憧れの対象だといまいち実感が沸かなかった
「そういえば、お前は宇宙からやって来たそうだな。」
「ああ…。と言っても拙者にはその頃の記憶はござらんが…」
月を見上げながら何気なく言うメタルの言葉にシャドーは少し気が重くなる
そんな空気に気づいたのか、メタルは視線を月からシャドーに向ける
「気にしているのか?」
「……………。」
何と答えていいかわからずシャドーは黙り込む
ワイリーによって手を加えられる前の己の記憶のことなど、シャドーは考えたこともなかった
その必要はないと感じていたからだ
「記憶については……気にしてはござらん。だが……時々、ワイリー博士はなぜ拙者を起動させたのか、疑問に感じることはある…」
己の戦闘能力の高さは、それなりに自負している
しかしそれが己の存在理由になるのか、疑問に感じているのだ
己の兄弟機とは作られた過程も、物質も、理由も違う
そのことが常にシャドーにまとわりつき、未だに他の兄弟機に心を許せずにいた
兄弟達もそんなシャドーにどう接していいかわからず、腫れ物を扱うような空気が常にあった
(別に一人だろうが関係ござらんが)
兄弟達だって己のことを煩わしく感じているだろう
彼らにとって己こそが異質
だったら深くは関わるまい……シャドーはそう考えていた
「なあ、メタル殿。メタル殿は、何故己が作られたのか考えたことはあるか?」
ドクターワイリーが初めて作った純戦闘用ロボット
戦うことだけを目的に作られたロボットが何を思っているのか、シャドーは興味を抱いた
「そんなこと、考えるまでもない。」
メタルは何を言っているんだという視線をシャドーにむける
「何故俺が作られたか?そんなこと、博士が望まれたからに決まっているだろう。博士の為に戦う為に俺はいる。それが俺の存在理由だ。」
紅い瞳が真っ直ぐにシャドーを射抜く
「お前だって、博士が望まれたから今こうして動いているんだ。ならば迷うことは無いだろう。俺達ワイリーナンバーズは、博士の為に動けばいい。それが博士の望みだからな。」
そう言ってメタルは笑う
その笑みは自身に誇りをもっているものだった
月に照らされた迷いのないその紅い瞳を、シャドーは無意識に美しいと感じ、目を反らせられなかった
(あなたの紅に心奪われた)
++++++++++++++
真面目な影鋼も書いてみようかと……し…たんだ………orz
えっと、意外と書きにくかった。
ヒィィィィ!!!
なんかもう昨日から嬉しい悲鳴をあげっぱなしです
今まで生きててよかった!お母さん生んでくれてありがとう!
今ならわたし、車の行きかう横断歩道でなかなか渡れずに困っている大荷物を持った見知らぬおばあさんに、「おばあちゃん、よかったらお荷物お持ちしましょうか?」と爽やかな笑顔を浮かべ、颯爽と手を挙げ車を止めておばあちゃんと一緒に横断歩道を渡って、ついでにおばあちゃんを駅におくりととげて、お礼を言ってくれたおばあちゃんに、「いいえ。私が好きでやったことですから。」とかなんか輝いたセリフを言ってからその場を立ち去れそうです。
格好良すぎだろう。妄想の中の私。
もはや私でなくなってオル^q^
まぁ妄想乙と笑っていただければ幸いですふっふー
そんなわけで、気持ち悪い妄想垂れ流しながら拍手レスさせていただきます。うす。
なんかもう昨日から嬉しい悲鳴をあげっぱなしです
今まで生きててよかった!お母さん生んでくれてありがとう!
今ならわたし、車の行きかう横断歩道でなかなか渡れずに困っている大荷物を持った見知らぬおばあさんに、「おばあちゃん、よかったらお荷物お持ちしましょうか?」と爽やかな笑顔を浮かべ、颯爽と手を挙げ車を止めておばあちゃんと一緒に横断歩道を渡って、ついでにおばあちゃんを駅におくりととげて、お礼を言ってくれたおばあちゃんに、「いいえ。私が好きでやったことですから。」とかなんか輝いたセリフを言ってからその場を立ち去れそうです。
格好良すぎだろう。妄想の中の私。
もはや私でなくなってオル^q^
まぁ妄想乙と笑っていただければ幸いですふっふー
そんなわけで、気持ち悪い妄想垂れ流しながら拍手レスさせていただきます。うす。