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腐った方向に愛をぶちまけるブログです。
たいてい腐ってます。
はじめましての方はカテゴリー内「初めにお読みください」の記事を読んでください。
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(2525打キリリクのブルメタです)
(橿原様に捧げます)
ふと、視線を感じメタルは眉をしかめる
そんなメタルの様子に、一緒にいた弟機が不思議そうな顔をするのを曖昧に誤魔化し、弟機に先に帰還するよう命じる
弟機は不満げな表情をするも、メタルのただならぬ気配を察したのか大人しく引き下がる
遠ざかる弟機の背を見送った後、メタルはくるりと振り返りじとりとソレを睨み付けた
「覗き見とは、悪趣味にもほどがある」
睨む視線の先、建物の影に向けブレードを投げつけると、それは甲高い音と共に跳ね返され、同時に赤い機体が躍り出る
その音に、より不快感を煽られながらメタルは己の紅をすっと細める
「久しぶりだな、メタル」
「何の用だ」
建物の影から躍り出た赤が楽しげに笑うのに対し、メタルの気分はどん底に落ちていた
「久々に逢ったというのに、相変わらずだなお前は。愛想のひとつもないのか?」
「生憎、貴様にやる愛想はないな。用が無いなら早く失せろ」
容赦ないメタルの言葉にも、余裕の笑みを崩さないブルースに苛立ちが募る
だいたい自分は何故コイツと向き合っているんだろう
弟機と一緒に、視線など無視して帰ればよかったのに
そんな後悔と共にメタルは更に眼光を鋭くする
殺気すら感じられるそれは、大抵の者ならばそれだけで怯え、逃げ出すだろう
「用ならあるさ。お前が一番よくわかってるだろう?」
しかしそんなメタルにも怯むことなくブルースは笑う
メタルはマスクで隠された口元をぐっと引き結ぶ
「わざわざ弟を帰してまで…な…」
「………俺の大切な弟にとって、お前は悪影響だからだ」
ニヤニヤと笑うブルースに自惚れるなと鼻を鳴らすがブルースの表情は変わらない
「だったら何故、弟と共に帰らなかった?」
「………………。」
一番突かれたくないことを聞かれメタルは言葉に詰まる
その様子に、ブルースは満足そうに笑みを深くした
ゆっくりとメタルに歩み寄れば、びくりと体を揺らす
相変わらずブルースを睨んではいるが、その瞳の奥には明らかな戸惑いが見えた
「お前は、期待しているんだよ…」
「な…にを……!」
手を伸ばせば触れられる程の距離まで迫ったブルースにメタルは無意識に一歩下がろうとする
しかし、すかさず伸ばされたブルースの腕によってそれは阻まれた
やけに優しく頬を撫でられざわりと人工皮膚が粟立つ
そこに生まれた感情は恐怖ではなく、歓喜だった
「否定するなよ。受け入れろ、もっと俺を求めろ。そうすれば………」
形の整った唇がにんまりと弧を描く
メタルはそこから目が離せずにいた
「おまえの求めるものをあげよう」
カランと空虚な音をたてメタルの口元を隠していたマスクが落ちる
重ねられた唇は、抗えない快楽をメタルにもたらした
(結局受け入れることしか出来ないんだ、どんなに否定したってな)
+++++++++++++++++++
橿原様リクのブルメタでした
あの、ほんとすみませんでした…リクにまったく沿っていませ…ん…ねorz
おかしい…こんなハズではなかったのに…
もっと軽いノリの方がよかったですね…
こんなことになってしまい申し訳ございません;
ブルメタ好きなのにうまく書けないジレンマ…!リベンジしたいです;;
リクエストありがとうございました!こんなダメブログですがこれからも暇つぶしに覗いてやってくださいませ。
(橿原様に捧げます)
ふと、視線を感じメタルは眉をしかめる
そんなメタルの様子に、一緒にいた弟機が不思議そうな顔をするのを曖昧に誤魔化し、弟機に先に帰還するよう命じる
弟機は不満げな表情をするも、メタルのただならぬ気配を察したのか大人しく引き下がる
遠ざかる弟機の背を見送った後、メタルはくるりと振り返りじとりとソレを睨み付けた
「覗き見とは、悪趣味にもほどがある」
睨む視線の先、建物の影に向けブレードを投げつけると、それは甲高い音と共に跳ね返され、同時に赤い機体が躍り出る
その音に、より不快感を煽られながらメタルは己の紅をすっと細める
「久しぶりだな、メタル」
「何の用だ」
建物の影から躍り出た赤が楽しげに笑うのに対し、メタルの気分はどん底に落ちていた
「久々に逢ったというのに、相変わらずだなお前は。愛想のひとつもないのか?」
「生憎、貴様にやる愛想はないな。用が無いなら早く失せろ」
容赦ないメタルの言葉にも、余裕の笑みを崩さないブルースに苛立ちが募る
だいたい自分は何故コイツと向き合っているんだろう
弟機と一緒に、視線など無視して帰ればよかったのに
そんな後悔と共にメタルは更に眼光を鋭くする
殺気すら感じられるそれは、大抵の者ならばそれだけで怯え、逃げ出すだろう
「用ならあるさ。お前が一番よくわかってるだろう?」
しかしそんなメタルにも怯むことなくブルースは笑う
メタルはマスクで隠された口元をぐっと引き結ぶ
「わざわざ弟を帰してまで…な…」
「………俺の大切な弟にとって、お前は悪影響だからだ」
ニヤニヤと笑うブルースに自惚れるなと鼻を鳴らすがブルースの表情は変わらない
「だったら何故、弟と共に帰らなかった?」
「………………。」
一番突かれたくないことを聞かれメタルは言葉に詰まる
その様子に、ブルースは満足そうに笑みを深くした
ゆっくりとメタルに歩み寄れば、びくりと体を揺らす
相変わらずブルースを睨んではいるが、その瞳の奥には明らかな戸惑いが見えた
「お前は、期待しているんだよ…」
「な…にを……!」
手を伸ばせば触れられる程の距離まで迫ったブルースにメタルは無意識に一歩下がろうとする
しかし、すかさず伸ばされたブルースの腕によってそれは阻まれた
やけに優しく頬を撫でられざわりと人工皮膚が粟立つ
そこに生まれた感情は恐怖ではなく、歓喜だった
「否定するなよ。受け入れろ、もっと俺を求めろ。そうすれば………」
形の整った唇がにんまりと弧を描く
メタルはそこから目が離せずにいた
「おまえの求めるものをあげよう」
カランと空虚な音をたてメタルの口元を隠していたマスクが落ちる
重ねられた唇は、抗えない快楽をメタルにもたらした
(結局受け入れることしか出来ないんだ、どんなに否定したってな)
+++++++++++++++++++
橿原様リクのブルメタでした
あの、ほんとすみませんでした…リクにまったく沿っていませ…ん…ねorz
おかしい…こんなハズではなかったのに…
もっと軽いノリの方がよかったですね…
こんなことになってしまい申し訳ございません;
ブルメタ好きなのにうまく書けないジレンマ…!リベンジしたいです;;
リクエストありがとうございました!こんなダメブログですがこれからも暇つぶしに覗いてやってくださいませ。
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