http://mikirigo.blog.shinobi.jp/
腐った方向に愛をぶちまけるブログです。
たいてい腐ってます。
はじめましての方はカテゴリー内「初めにお読みください」の記事を読んでください。
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※パヤオが長男シリーズ 前>1・2・3・4
※メタル、エアー、バブルが幼 児 化
※シリーズ物ですので、これ以前の話よまないとサッパリです。
※すみません…
赤、青、白、黄色
ふわふわと宙に浮かぶ色とりどりのソレはエアーにとって初めて見る不思議なモノであった
その日は珍しく兄弟揃っての外出であった
というのも、外部刺激による成長プログラムの影響が見たい というワイリーの指令によって、メタル、エアー、バブルの三体をこの姿になって初めてワイリー城の外に連れ出すことになったからだ
しかし、幼い子供が喜ぶような場所を、戦闘用ロボットであるクイックやフラッシュが知るわけもなく、つい最近子育て相談役となったロックマンに相談した所、テーマパークとショッピングモールが合体した様な場所を紹介された
それに食いついたのは本来の目的を果たすべき三体ではなく、ヒートとクラッシュだった
どうやらそのテーマパークは最近出来たばかりで盛んにテレビでCMをしているらしく、CMで流れるテーマソングと共に行こうよ行こうよ!と力説された
しかし、ワイリー城は大所帯だ
金銭的にもかなり圧迫されるだろう……それもあって、クイックとフラッシュが答えを渋っていると、ワイリーが渇を入れた
金なんて後で稼げばどうにでもなる、いまは弟達の願いを叶えてやらんか!
そんな創造主直々の言葉もあり、兄弟全員で、くだんのテーマパークにやってきたのだ
「すげぇな……」
「ああ…」
腕にメタルを抱えたクイックが呟く
そこはまるで現実離れしていた
入場門をくぐると、まず見えたのは城のような建物だった
全体的にパステルカラーで統一された他の建物達も、まず普通には有り得ない作りだ
クイックはなんだか自分達が場違いな様にすら感じる
「あー!ズーフィーがいるよ!」
「あっちにはドニャルドがいる!すげー!本物だ!」
「この花壇すごく綺麗だね。きっと大切に育てられてるんだ」
呆気にとられるクイックやフラッシュに対しヒート、クラッシュ、ウッドはすっかり夢の国に取り込まれたようだ
その順応力の高さにフラッシュは苦笑いを浮かべる
「フラッシュ、ぼくも歩きたい。」
「ん?そうか。人が多いからはぐれるんじゃねーぞ」
「うん。」
それまでフラッシュに抱きかかえられていたバブルがそっと地面に降りる
一人ではうまく歩けないバブルが自分から歩きたいと言ってきたあたり、博士の言う外部刺激が良い方向に働いているのだなとフラッシュは頬を緩めた
「…………あれ?」
「どうした?」
フラッシュに手を引かれながらよたよたと歩いていたバブルがなにかに気付いたようにキョロキョロと辺りを見まわす
「フラッシュ、エアーがいないよ?」
「………何?!」
バブルの言葉にフラッシュはコアが飛び跳ねるのを感じた
急いであたりを見やるが、確かにそこにエアーの姿はない
「おい!クイック!」
「あ?」
自分達より先を歩いていたクイックに急いで声をかける
「エアーがいない!!」
「はぁぁぁぁっ?!!」
晴れ渡った青空の下
パステルカラーの空間にクイックの叫び声がこだました
++++++++++++++++++++
以前リクエスト頂いた迷子ネタです
長くなったので、前半後半に分けますー
今回はエアーメイン。
うっし、寝る!
※メタル、エアー、バブルが幼 児 化
※シリーズ物ですので、これ以前の話よまないとサッパリです。
※すみません…
赤、青、白、黄色
ふわふわと宙に浮かぶ色とりどりのソレはエアーにとって初めて見る不思議なモノであった
その日は珍しく兄弟揃っての外出であった
というのも、外部刺激による成長プログラムの影響が見たい というワイリーの指令によって、メタル、エアー、バブルの三体をこの姿になって初めてワイリー城の外に連れ出すことになったからだ
しかし、幼い子供が喜ぶような場所を、戦闘用ロボットであるクイックやフラッシュが知るわけもなく、つい最近子育て相談役となったロックマンに相談した所、テーマパークとショッピングモールが合体した様な場所を紹介された
それに食いついたのは本来の目的を果たすべき三体ではなく、ヒートとクラッシュだった
どうやらそのテーマパークは最近出来たばかりで盛んにテレビでCMをしているらしく、CMで流れるテーマソングと共に行こうよ行こうよ!と力説された
しかし、ワイリー城は大所帯だ
金銭的にもかなり圧迫されるだろう……それもあって、クイックとフラッシュが答えを渋っていると、ワイリーが渇を入れた
金なんて後で稼げばどうにでもなる、いまは弟達の願いを叶えてやらんか!
そんな創造主直々の言葉もあり、兄弟全員で、くだんのテーマパークにやってきたのだ
「すげぇな……」
「ああ…」
腕にメタルを抱えたクイックが呟く
そこはまるで現実離れしていた
入場門をくぐると、まず見えたのは城のような建物だった
全体的にパステルカラーで統一された他の建物達も、まず普通には有り得ない作りだ
クイックはなんだか自分達が場違いな様にすら感じる
「あー!ズーフィーがいるよ!」
「あっちにはドニャルドがいる!すげー!本物だ!」
「この花壇すごく綺麗だね。きっと大切に育てられてるんだ」
呆気にとられるクイックやフラッシュに対しヒート、クラッシュ、ウッドはすっかり夢の国に取り込まれたようだ
その順応力の高さにフラッシュは苦笑いを浮かべる
「フラッシュ、ぼくも歩きたい。」
「ん?そうか。人が多いからはぐれるんじゃねーぞ」
「うん。」
それまでフラッシュに抱きかかえられていたバブルがそっと地面に降りる
一人ではうまく歩けないバブルが自分から歩きたいと言ってきたあたり、博士の言う外部刺激が良い方向に働いているのだなとフラッシュは頬を緩めた
「…………あれ?」
「どうした?」
フラッシュに手を引かれながらよたよたと歩いていたバブルがなにかに気付いたようにキョロキョロと辺りを見まわす
「フラッシュ、エアーがいないよ?」
「………何?!」
バブルの言葉にフラッシュはコアが飛び跳ねるのを感じた
急いであたりを見やるが、確かにそこにエアーの姿はない
「おい!クイック!」
「あ?」
自分達より先を歩いていたクイックに急いで声をかける
「エアーがいない!!」
「はぁぁぁぁっ?!!」
晴れ渡った青空の下
パステルカラーの空間にクイックの叫び声がこだました
++++++++++++++++++++
以前リクエスト頂いた迷子ネタです
長くなったので、前半後半に分けますー
今回はエアーメイン。
うっし、寝る!
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