http://mikirigo.blog.shinobi.jp/
腐った方向に愛をぶちまけるブログです。
たいてい腐ってます。
はじめましての方はカテゴリー内「初めにお読みください」の記事を読んでください。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
(※バトチェクイック×メタル)
普段ならとっくに寝ているであろう弟機の自室への訪問
それだけでも驚くべきことだというのに、さらに驚いたのはクイックがその手に持っていたものだった
ちょっと付き合え
そうぶっきらぼうに呟き手に持った酒瓶をドンと床にたたきつける
メタルはよく弟達に隠れて酒を飲むことはあったが、クイックが酒を飲む姿を見たことがない
てっきり嫌いなものだと思っていたが、飲めるのならば断る理由はない
メタルは酒が飲めるようになった息子と初めて晩酌する父親のような心境でクイックの申し出を快諾した
「おい、飲みすぎじゃないのか……?」
「うっせー…」
クイックが持ってきた酒瓶はあっという間に空になり、気づけば2人の周りには様々な空の酒瓶が散乱していた
しかもそのペースは驚くほど早い
それなりに酒に強いメタルがはっとクイックを見るとその瞳はだいぶ据わっている
これはまずいのではないか、そう思い声をかけるが依然クイックは据わった目でぐいと酒を飲み干す
「おい…大丈夫か……?」
「………………。」
ついにはメタルの声にも反応を示さなくなるクイック
空になった徳利を片手に下を向き微動だにしないクイックに潰れたか、とメタルは苦笑する
自室に運んで寝かせてやろう
そう思い、クイックに近寄り声をかける
「クイック、大丈夫か?」
「………当然です」
クイックを抱えようと伸ばした腕がピタリと止まる
返事があるとは思わなかったことからの驚きだけではない
メタルは何か違和感を抱いた
「クイッ…ク…?」
がしりと伸ばした腕を掴まれる
下を向いていた顔がゆっくりとメタルに向けられる
変わらぬ端正な顔立ち
しかしメタルの中の違和感は消えない
じっとクイックの翠を見つめる
そんなメタルにクイックは楽しそうに口元に笑みを浮かべる
「どうしましたか?」
「お前…誰だ…?」
おかしい
目の前で笑っているのは確かにクイックであるけれど、それはメタルの知る弟ではない
まるで人格が変わってしまっている
丁寧な言葉遣い
まっすぐこちらを見返してくる瞳にはいつものような荒々しい自信はない
静かな、英知に満ちた自信がそこにはあった
弟の急激な変化に戸惑うメタルをよそに、クイックは笑みを深める
「DWN.12 クイックマン。あなたの弟じゃないですか」
「頭でも打ったのか?まさか今日のレースで………」
そういえば今日のレースは激しいデッドヒートが繰り広げられたと聞いた
クイックは寸での差で敗れたらしく、帰宅した際には随分と荒れていた
こうやってメタルと酒を飲んだのも、レースのことを引きずってのことだとメタルは考えていた
「今日のレース…か………あんなものレースじゃありませんよ…」
理性的だった翠が僅かに乱れる
「審査員が買収されていた……あんな汚いレースで走ったと思い出すだけで虫酸が走る……」
「……………っ!」
ぎりぎりと掴まれた腕が締め付けられる
鈍い痛みを感じメタルは僅かに眉をひそめた
そんなメタルに気づきクイックは、ああ、すみませんと力を弱めるが、掴んだ腕は放さない
「ねぇ、」
「……………。」
落ち着きを取り戻した翠が再びメタルを見つめる
メタルはその瞳を見てぞくりとした
「慰めて、くださいよ?」
掴まれた腕を引かれメタルはバランスを崩す
クイックはしっかりとメタルの体を抱き止めるとまたにっこりと笑った
(理性的な瞳とその奥にある確かな欲望に抗う術などないのだ)
++++++++++++++++++++
バトチェクイック見てるとああ、クイックってやっぱりペースはエレキなんだなって思います。
笑いが止まらん\(^o^)/きもやかwww
酔っ払いのテンションでバトチェクイック×メタル書いたが反省はしている
だが楽しかったんで後悔はしていない←
また書いてみたいです。すみません…私だけがたのしくて…しかしきもちわるいな、パヤオ…楽しい!
普段ならとっくに寝ているであろう弟機の自室への訪問
それだけでも驚くべきことだというのに、さらに驚いたのはクイックがその手に持っていたものだった
ちょっと付き合え
そうぶっきらぼうに呟き手に持った酒瓶をドンと床にたたきつける
メタルはよく弟達に隠れて酒を飲むことはあったが、クイックが酒を飲む姿を見たことがない
てっきり嫌いなものだと思っていたが、飲めるのならば断る理由はない
メタルは酒が飲めるようになった息子と初めて晩酌する父親のような心境でクイックの申し出を快諾した
「おい、飲みすぎじゃないのか……?」
「うっせー…」
クイックが持ってきた酒瓶はあっという間に空になり、気づけば2人の周りには様々な空の酒瓶が散乱していた
しかもそのペースは驚くほど早い
それなりに酒に強いメタルがはっとクイックを見るとその瞳はだいぶ据わっている
これはまずいのではないか、そう思い声をかけるが依然クイックは据わった目でぐいと酒を飲み干す
「おい…大丈夫か……?」
「………………。」
ついにはメタルの声にも反応を示さなくなるクイック
空になった徳利を片手に下を向き微動だにしないクイックに潰れたか、とメタルは苦笑する
自室に運んで寝かせてやろう
そう思い、クイックに近寄り声をかける
「クイック、大丈夫か?」
「………当然です」
クイックを抱えようと伸ばした腕がピタリと止まる
返事があるとは思わなかったことからの驚きだけではない
メタルは何か違和感を抱いた
「クイッ…ク…?」
がしりと伸ばした腕を掴まれる
下を向いていた顔がゆっくりとメタルに向けられる
変わらぬ端正な顔立ち
しかしメタルの中の違和感は消えない
じっとクイックの翠を見つめる
そんなメタルにクイックは楽しそうに口元に笑みを浮かべる
「どうしましたか?」
「お前…誰だ…?」
おかしい
目の前で笑っているのは確かにクイックであるけれど、それはメタルの知る弟ではない
まるで人格が変わってしまっている
丁寧な言葉遣い
まっすぐこちらを見返してくる瞳にはいつものような荒々しい自信はない
静かな、英知に満ちた自信がそこにはあった
弟の急激な変化に戸惑うメタルをよそに、クイックは笑みを深める
「DWN.12 クイックマン。あなたの弟じゃないですか」
「頭でも打ったのか?まさか今日のレースで………」
そういえば今日のレースは激しいデッドヒートが繰り広げられたと聞いた
クイックは寸での差で敗れたらしく、帰宅した際には随分と荒れていた
こうやってメタルと酒を飲んだのも、レースのことを引きずってのことだとメタルは考えていた
「今日のレース…か………あんなものレースじゃありませんよ…」
理性的だった翠が僅かに乱れる
「審査員が買収されていた……あんな汚いレースで走ったと思い出すだけで虫酸が走る……」
「……………っ!」
ぎりぎりと掴まれた腕が締め付けられる
鈍い痛みを感じメタルは僅かに眉をひそめた
そんなメタルに気づきクイックは、ああ、すみませんと力を弱めるが、掴んだ腕は放さない
「ねぇ、」
「……………。」
落ち着きを取り戻した翠が再びメタルを見つめる
メタルはその瞳を見てぞくりとした
「慰めて、くださいよ?」
掴まれた腕を引かれメタルはバランスを崩す
クイックはしっかりとメタルの体を抱き止めるとまたにっこりと笑った
(理性的な瞳とその奥にある確かな欲望に抗う術などないのだ)
++++++++++++++++++++
バトチェクイック見てるとああ、クイックってやっぱりペースはエレキなんだなって思います。
笑いが止まらん\(^o^)/きもやかwww
酔っ払いのテンションでバトチェクイック×メタル書いたが反省はしている
だが楽しかったんで後悔はしていない←
また書いてみたいです。すみません…私だけがたのしくて…しかしきもちわるいな、パヤオ…楽しい!
PR
COMMENTS