http://mikirigo.blog.shinobi.jp/
腐った方向に愛をぶちまけるブログです。
たいてい腐ってます。
はじめましての方はカテゴリー内「初めにお読みください」の記事を読んでください。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
※続きものです
※さらに続きます
恋は戦争#1/#2/ 次>#4
※後でいろいろ直します
バブルと共に向かったワイリーのラボに入るとそこにはフラッシュがいた
流石に今までのことからメタルは警戒したままフラッシュに声をかける
「フラッシュ…?」
「あぁ゛?」
眉間に皺を寄せたままコンピュータからこちらに視線を移すフラッシュ
メタルの姿を確認すると不機嫌そうに奥のラボを指差した
おそらく奥にワイリーがいるのだろう
「お前は大丈夫なのか?」
「俺は昨日のヤツ完全にはインストールしてねぇからな。感染はしてねぇよ」
「感染?」
物騒な単語が聞こえメタルは目を見開く
フラッシュは面倒臭そうにとにかく博士に話を聞けというような視線を向ける
「…バブルは大丈夫なのかよ?」
「うーん…多分僕も駄目だとは思うよ。まぁ多分ある程度自分で抑えられるけど」
「なら丁度いいサンプルだ。バブルはこっち来て協力してもらうぞ」
「うわぁ……実験前のモルモットの気分…」
茶化しながらも素直に従うバブル
そんないつも通りの兄弟のやりとりにメタルはとてつもない安堵を感じた
同時に、はやく日常を取り戻さなくてはという気持ちが強まり、メタルは早足でワイリーのいる奥のラボに向かう
「ワイリー博士」
「おお…メタルマンか…」
ラボに入ると少し疲れた様子のワイリーがメタルを迎え入れた
「博士…もしかしてお休みになられていないのですか…?」
「そんなことは大した問題ではないわい。それより、お前もナンバーズの異常はもうわかっているな?」
「はい…」
兄弟達の異常は朝から嫌と言うほど体験している
「結論から言えば、アレはウィルスによるものじゃ」
「ウィルス……」
「昨日、ワシがお前たちに渡したソフト…そいつにウィルスが感染していたようでな…すまない」
渋い顔でうなだれるワイリーにメタルは慌てる
ワイリーの話では自分にもウィルスが感染していることになるからだ
「では、私にもウィルスが?」
「いや、おそらくお前は大丈夫だろう。元々お前に渡したソフトだけは他のものと違ったからな」
「違うもの?」
メタルの言葉にワイリーは頷く
「お前に渡したソフト以外には感情プログラムに作用する内容のプログラムが入っておった。その新しいプログラムがどうやら開発途中からウィルスにやられたようでな…」
「どんなウィルスなのですか?」
「感染したプログラムの内容を増強するものじゃ。うまく使えば非常に魅力的なウィルスだが……」
一旦言葉を切りワイリーはため息をつく
「まさかこんな事態になるとはな……」
「博士のせいではありません。…博士は、何故私にはそのソフトを渡さなかったのですか?」
兄弟達の暴走がウィルスによることはわかった
しかし、いくつかの疑問が生まれる
ワイリーは何故自分にはソフトを渡さなかったのか、また兄弟達は揃ってメタルに固執してきた
しかしクイック、クラッシュ、ヒート、ウッドに比べ、同じソフトをインストールしたエアーやバブルは一見普段と変わらない様だったし、ある程度自覚もしているようだった
「今回の実験は、特定の対象に向ける感情の発達の研究だったのじゃ。」
「特定の、対象…」
「そうだ。お前は兄弟達には平等に愛情を注いでいるだろう?」
「はい。みな大切な弟ですから」
「だからこそ、お前には与えなかった。かわりに新しいプログラムの対象をお前にしたんじゃ。お前から注がれる平等な愛情に対して他のナンバーズの感情プログラムがどのように作動しているのか、それを調べたかったのだが……」
「ウィルスによりプログラムが増強されてしまったのですね」
「そういうことじゃ…フラッシュマンはインストール途中でウィルスの存在に気付きインストールを中断したようだな」
兄弟一の処理能力を持つフラッシュだからこそウィルスに気付いたのだろう
冷静な判断の出来るフラッシュが正常だとわかりメタルは少し安心する
「それに、元の感情プログラムの発達具合や、AIの新しさによっても影響は変わってきているようじゃな…。エアーとバブルの2人は比較的感情プログラムが落ち着いている上に内部パーツもクイック達と違う。ウィルスによって増強されたプログラムをすべて処理しきれないから影響もあまり出ておらんのだろう。逆もまた然り、じゃ」
なるほどとメタルは嘆息する
感情プログラムの起伏が激しいクイック、クラッシュ、ヒート、また最新型であるウッドはモロに影響を受けてしまったのだろう
しかし疑問がはれた所で問題は解決しない
メタルとワイリーは暗い面持ちで途方にくれた
+++++++++++++++++++
すみません、適当で…
あの、あとで打ち直します…
※さらに続きます
恋は戦争#1/#2/ 次>#4
※後でいろいろ直します
バブルと共に向かったワイリーのラボに入るとそこにはフラッシュがいた
流石に今までのことからメタルは警戒したままフラッシュに声をかける
「フラッシュ…?」
「あぁ゛?」
眉間に皺を寄せたままコンピュータからこちらに視線を移すフラッシュ
メタルの姿を確認すると不機嫌そうに奥のラボを指差した
おそらく奥にワイリーがいるのだろう
「お前は大丈夫なのか?」
「俺は昨日のヤツ完全にはインストールしてねぇからな。感染はしてねぇよ」
「感染?」
物騒な単語が聞こえメタルは目を見開く
フラッシュは面倒臭そうにとにかく博士に話を聞けというような視線を向ける
「…バブルは大丈夫なのかよ?」
「うーん…多分僕も駄目だとは思うよ。まぁ多分ある程度自分で抑えられるけど」
「なら丁度いいサンプルだ。バブルはこっち来て協力してもらうぞ」
「うわぁ……実験前のモルモットの気分…」
茶化しながらも素直に従うバブル
そんないつも通りの兄弟のやりとりにメタルはとてつもない安堵を感じた
同時に、はやく日常を取り戻さなくてはという気持ちが強まり、メタルは早足でワイリーのいる奥のラボに向かう
「ワイリー博士」
「おお…メタルマンか…」
ラボに入ると少し疲れた様子のワイリーがメタルを迎え入れた
「博士…もしかしてお休みになられていないのですか…?」
「そんなことは大した問題ではないわい。それより、お前もナンバーズの異常はもうわかっているな?」
「はい…」
兄弟達の異常は朝から嫌と言うほど体験している
「結論から言えば、アレはウィルスによるものじゃ」
「ウィルス……」
「昨日、ワシがお前たちに渡したソフト…そいつにウィルスが感染していたようでな…すまない」
渋い顔でうなだれるワイリーにメタルは慌てる
ワイリーの話では自分にもウィルスが感染していることになるからだ
「では、私にもウィルスが?」
「いや、おそらくお前は大丈夫だろう。元々お前に渡したソフトだけは他のものと違ったからな」
「違うもの?」
メタルの言葉にワイリーは頷く
「お前に渡したソフト以外には感情プログラムに作用する内容のプログラムが入っておった。その新しいプログラムがどうやら開発途中からウィルスにやられたようでな…」
「どんなウィルスなのですか?」
「感染したプログラムの内容を増強するものじゃ。うまく使えば非常に魅力的なウィルスだが……」
一旦言葉を切りワイリーはため息をつく
「まさかこんな事態になるとはな……」
「博士のせいではありません。…博士は、何故私にはそのソフトを渡さなかったのですか?」
兄弟達の暴走がウィルスによることはわかった
しかし、いくつかの疑問が生まれる
ワイリーは何故自分にはソフトを渡さなかったのか、また兄弟達は揃ってメタルに固執してきた
しかしクイック、クラッシュ、ヒート、ウッドに比べ、同じソフトをインストールしたエアーやバブルは一見普段と変わらない様だったし、ある程度自覚もしているようだった
「今回の実験は、特定の対象に向ける感情の発達の研究だったのじゃ。」
「特定の、対象…」
「そうだ。お前は兄弟達には平等に愛情を注いでいるだろう?」
「はい。みな大切な弟ですから」
「だからこそ、お前には与えなかった。かわりに新しいプログラムの対象をお前にしたんじゃ。お前から注がれる平等な愛情に対して他のナンバーズの感情プログラムがどのように作動しているのか、それを調べたかったのだが……」
「ウィルスによりプログラムが増強されてしまったのですね」
「そういうことじゃ…フラッシュマンはインストール途中でウィルスの存在に気付きインストールを中断したようだな」
兄弟一の処理能力を持つフラッシュだからこそウィルスに気付いたのだろう
冷静な判断の出来るフラッシュが正常だとわかりメタルは少し安心する
「それに、元の感情プログラムの発達具合や、AIの新しさによっても影響は変わってきているようじゃな…。エアーとバブルの2人は比較的感情プログラムが落ち着いている上に内部パーツもクイック達と違う。ウィルスによって増強されたプログラムをすべて処理しきれないから影響もあまり出ておらんのだろう。逆もまた然り、じゃ」
なるほどとメタルは嘆息する
感情プログラムの起伏が激しいクイック、クラッシュ、ヒート、また最新型であるウッドはモロに影響を受けてしまったのだろう
しかし疑問がはれた所で問題は解決しない
メタルとワイリーは暗い面持ちで途方にくれた
+++++++++++++++++++
すみません、適当で…
あの、あとで打ち直します…
PR
COMMENTS