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腐った方向に愛をぶちまけるブログです。
たいてい腐ってます。
はじめましての方はカテゴリー内「初めにお読みください」の記事を読んでください。
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※続きものです。前の話読まないと意味不明です。
恋は戦争#1/#2/#3/ 次>#5
※2ボスで鋼受けALL
「博士、ちょっと……」
ワイリーの話に途方に暮れていた時だった
ワイリーの話ではウィルスに対する有効な手段は未だに見つかっていないとのことで、このまま兄弟達が暴れ続ければワイリー城も危うい
そんな時、別室でバブルの様子を見ていたフラッシュから少し慌てた様子の通信が入った
「どうしたんじゃ?」
「それが……バブルの中のウィルスが消えてるんだよ…」
「何じゃと!?」
メタルとワイリーは急いでフラッシュの元へと向かう
ワイリーはフラッシュの解析したバブルのデータを念入りにチェックする
「ない……」
「……だろ?」
「だが確かにバブルは感染していた筈だ……」
現にメタルはバブルのウィルスの被害にあっている
無言で首を傾げる3人に対しバブルだけがあっと呟く
「なにか心当たりがあるのか?」
「うーん……ハッキリとはわかんないけど…」
「今はそれに頼るしかねぇんだよ!」
フラッシュの言葉に今度はバブルが渋い表情を浮かべる
しかしふぅと息をつくと口を開いた
「僕がメタルを水の中に引きずり込んだでしょ?あれは紛れもなくウィルスのせいなんだけど、」
ちらりとメタルに申し訳なさそうな視線を送るバブル
メタルは無言で気にするなと返した
「でもね、あの時メタルが言ってくれた言葉で、なんかスッキリしたんだよね。」
「言葉?どんな言葉だよ?」
「それを聞くのは野暮ってもんでしょ」
フラッシュに軽い調子で誤魔化しながらもバブルはあの時の状況を思い出す
「多分ね、ウィルスは僕らが一番隠したい感情に付け入るんだと思うよ?」
バブルにとってそれは寂しいという気持ちだった
それを今まで必死に隠していたからこそ、ウィルスの影響を受けた…ある意味自分が一番意識しているものだからだ
「メタルがくれた言葉は多分、僕が一番欲しかった言葉なんだと思う………それがウィルスを消した要因かはわからないけど…」
「可能性は、あり得るな」
バブルの言葉にフラッシュが続ける
「俺が……兄弟達にあいつらが望む言葉を投げかければ暴走が止まる可能性があるのか……?」
「元々のプログラムの特定の対象がお前だからな……メタルマン、やってみてはくれぬか…?」
創造主の頼みとならば拒否などはしない
しかし本当に自分が兄弟達を止められるのか、メタルは僅かに不安を抱いた
「メタルなら大丈夫でしょ」
バブルがいつもののんびりとした調子で言う
「メタルはいつも僕達のこと見てくれてるし……現に僕を止めてくれたんだから…」
いつだってメタルは自分達を一番に考えてくれている
自分達の望んだ愛情をくれる
「だから、メタルなら大丈夫だよ」
兄の紅い瞳を真っ直ぐ見つめながら、バブルは柔らかく微笑んだ
+++++++++++++++++++++
心が折れそうだ……
多分、次で終わる……かな?
恋は戦争#1/#2/#3/ 次>#5
※2ボスで鋼受けALL
「博士、ちょっと……」
ワイリーの話に途方に暮れていた時だった
ワイリーの話ではウィルスに対する有効な手段は未だに見つかっていないとのことで、このまま兄弟達が暴れ続ければワイリー城も危うい
そんな時、別室でバブルの様子を見ていたフラッシュから少し慌てた様子の通信が入った
「どうしたんじゃ?」
「それが……バブルの中のウィルスが消えてるんだよ…」
「何じゃと!?」
メタルとワイリーは急いでフラッシュの元へと向かう
ワイリーはフラッシュの解析したバブルのデータを念入りにチェックする
「ない……」
「……だろ?」
「だが確かにバブルは感染していた筈だ……」
現にメタルはバブルのウィルスの被害にあっている
無言で首を傾げる3人に対しバブルだけがあっと呟く
「なにか心当たりがあるのか?」
「うーん……ハッキリとはわかんないけど…」
「今はそれに頼るしかねぇんだよ!」
フラッシュの言葉に今度はバブルが渋い表情を浮かべる
しかしふぅと息をつくと口を開いた
「僕がメタルを水の中に引きずり込んだでしょ?あれは紛れもなくウィルスのせいなんだけど、」
ちらりとメタルに申し訳なさそうな視線を送るバブル
メタルは無言で気にするなと返した
「でもね、あの時メタルが言ってくれた言葉で、なんかスッキリしたんだよね。」
「言葉?どんな言葉だよ?」
「それを聞くのは野暮ってもんでしょ」
フラッシュに軽い調子で誤魔化しながらもバブルはあの時の状況を思い出す
「多分ね、ウィルスは僕らが一番隠したい感情に付け入るんだと思うよ?」
バブルにとってそれは寂しいという気持ちだった
それを今まで必死に隠していたからこそ、ウィルスの影響を受けた…ある意味自分が一番意識しているものだからだ
「メタルがくれた言葉は多分、僕が一番欲しかった言葉なんだと思う………それがウィルスを消した要因かはわからないけど…」
「可能性は、あり得るな」
バブルの言葉にフラッシュが続ける
「俺が……兄弟達にあいつらが望む言葉を投げかければ暴走が止まる可能性があるのか……?」
「元々のプログラムの特定の対象がお前だからな……メタルマン、やってみてはくれぬか…?」
創造主の頼みとならば拒否などはしない
しかし本当に自分が兄弟達を止められるのか、メタルは僅かに不安を抱いた
「メタルなら大丈夫でしょ」
バブルがいつもののんびりとした調子で言う
「メタルはいつも僕達のこと見てくれてるし……現に僕を止めてくれたんだから…」
いつだってメタルは自分達を一番に考えてくれている
自分達の望んだ愛情をくれる
「だから、メタルなら大丈夫だよ」
兄の紅い瞳を真っ直ぐ見つめながら、バブルは柔らかく微笑んだ
+++++++++++++++++++++
心が折れそうだ……
多分、次で終わる……かな?
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